年代
17〜18世紀
  技法
螺鈿
 

  黒漆山水人物螺鈿輪花盆  
 
くろうるしさんすいじんぶつらでんりんかぼん
 
 
■高さ5 cm ■縦37.2cm ■横57.7cm
 
 

黒漆山水人物螺鈿輪花盆
 
     
 

楕円の八稜輪花形の盆。素地は柾目板材に八枚の立ち上がりを貼り合わせ輪花形に刳る。低い高台を付す。総体黒漆塗り。見込みには遠景風に山水人物を配し、立ち上がり内面には牡丹・蘭・椿・桃・菊・梅・柘榴・水仙の折枝文を散らす。文様は螺鈿や蒔貝、金や錫の切金を多用して表す。緻密な技術を伺わせる優品。

 
     
 
     
 

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